本当にいた?米軍の超能力集団!
主人公のボブはさえない新聞記者。
妻のデボラに浮気されたことから自暴自棄になり、見返してやろうとイラク戦争をきっかけにイラクへと向かう。
そこで一発で特ダネをつかんでやろうと思ったようだ。
取材していたのは米軍で居たという超能力集団。
当時、軍人としてはパッとしないビルが、己の自己啓発の為にいろいろな体験をとおしてスピリチュアルな世界に陶酔して帰ってくるところから。
丁度良くそれに共感する上司が居たもんで、そんな部隊を作る話はスムーズに進んだ。
当時はロシアが動物実験などで超能力的な何かを鍛えていたらしいけど、どこまで本当なんだろう。
ユーモアあるよなあ。
頑張って鍛錬している部署からしたら滅茶苦茶目の敵にされていそうだけど。
そんなベルが見定めたのがリン。
彼はもとから素質があったようで、普段から通るだけでPC壊したり電気の調子を悪くさせていた。
ビルの訓練のおかげで真の超能力者としては十分な能力を身に着けた。
遠隔視のおかげで敵の本拠地を暴いたりと大活躍。
遠隔視=キラキラ眼力(sparkling eyes)?
雲を分散させたり敵の戦意を喪失させたり、できることはいろいろらしい。
そんなビルをねたんだ同僚の策略によってビルは軍を辞める結果に。
リンも辞めてしまい、現在はもう軍には居ない・・・が、ある日夢でみたビルのお告げに従って、リンはイラクに舞い戻ってきたという。
そのお告げはただの夢かもしれないのいに、任務だと思い込んでイラクにいっちゃうという恐ろしさよ。
実際にどんな任務なのかわからないけどボブ出会って道中遭難して、米軍に保護されて、そしたらビルが居たわけだけど。
ビルは退役してるけどアルバイト?嘱託?みたいな感じで、かつての同僚が現在率いている軍の仕事に携わっていた。
そんなビルを見て落ち込むリン。
ボブは思う所があって、ビルと策略を図る。
同僚が自分達を貶めた結果になったLSDをみんなの食事に混ぜてしまうのだった。
卵だけに入れる話のはずが、水にもいれたというビルにボブもあんぐり。
しかしリンとボブは耐性ができているのか素面のまま、ボブにあとは頼んだ!といいつつ2人でヘリで旅立ってしまう。
後にヘリは墜落していたそうなので、きっと死んだのだろう。
でも、本当に超能力を手にした2人は生身のまま空へと飛んで行ったのか?
結局結末はボブがアメリカへ帰国し、記者として一発当てることはできなかったけど、俺も超能力を手にしたんだ!ということで壁に走ってすり抜けて終わるっていう、よくわからないオチだった。
難解だったよ・・・。
吹替えの方がもう少し面白かったかも。
★☆☆☆☆