いつもの日常(主に食)

日記がわりの気ままな書き置き

クワイエット・プレイス

クワイエット・プレイス

音を立てると襲ってくるクリーチャー(盲目)の居る世界

どこにでもいる普通の家族(父・母・長女・長男・末っ子次男)を中心に話が進みます。

音出したら、即座にバイオの脳みそ出てない舌長くないリッカーみたいなのが襲ってくる。

目が退化しているのか、音で獲物をみつけるらしい。

街には人は全くおらず、残されたのはこの家族だけみたい。

手話で会話して、裸足で歩いて、生活音も極力出さないように、慎重に手洗いで洗濯、床下で蒸し?燻製?料理・・・助けは何で来ないのかな?

経った3匹のクリーチャーがいきなり隕石とともにやってきて、それに対してアメリカ軍が歯が立たないわけがないだろうと思うんだけど。

末っ子は冒頭に油断して音を出すおもちゃを手に入れてしまったものだからクリーチャーに殺されます。

でもそもそも列をなしてスーパーから帰宅の所、最後尾に一番小さな子供を置いていた時点で違和感。

死亡フラグビンビンでしたわ。

それから1年くらい。

お母さんは身ごもっていた。

こんな環境で?!

長女のお姉ちゃんは、お父さんの自作補聴器(試作品)を付けているので、耳が聞こえないらしい。

演じた子も実際障害があるということなので、お父さんが新しく作ってくれた補聴器をつけて、指鳴らしてみた時に、今回も聞こえなかった・・・という悔しさ、悲しさはとてもリアリティがあった。

お父さんが息子に暮らしの知恵を教えていた帰り道に遭遇したこの老夫婦は、おそらくお婆さんがへまして音出して殺されちゃったんだろうな。

それでお爺さんが失意の自殺をしたのかと。

もうすぐ生まれる!ってときにお父さんは長男とお出かけ、長女は家出・・・歯がゆい展開きました。

クリーチャーはもはやこの一家しか狙ってない。

もっと他に餌あるだろ!って思うけど、どうやら食べ物として見てるわけじゃないみたい。

陣痛きちゃうし釘踏んじゃうしクリーチャーくるしでお母さん大修羅場ですよ。

でも息子の頑張りで打ち上げた花火でクリーチャーの気を反らしたすきに、お母さんめっちゃ力んでなんとか無事出産。

こんなにうまくいくかね?

初産じゃないからスムーズだったのかな。

結構緊迫したシーンでした。

長女の補聴器は耳が聞こえるようにはなってないけど、クリーチャーからしたらとても弱点な音が出てるらしく、追い返すことに成功。

これ、長女が家出せずにお母さんと一緒に居たら、もっと早くその弱点に気が付けたのになあ・・・。

しかしクリーチャーあきらめない。

お父さん、決死の斧攻撃も虚しく・・・自分をおとりに子供たち2人を助ける結末に。

子供たちは母の待つ部屋に向かいます。

そこは子供たちは絶対に入るなと言われていた場所。

お父さんが隠してきた部屋は、クリーチャー対策をまとめていたり、電波で助けを求める装置があったり、娘の補聴器を改良したりしていた場所だった。

ここまで父が頑張ってきたんだと、ようやく娘はその父の影の努力を知るんだけど、それがまた切ない。

別に隠さなくてもいいと思うんだけどね・・・。

最終的には補聴器がクリーチャーの弱点である音を出していると気づき、マイクで大音量攻撃→お母さんが銃見事撃破。

お父さんは斧で駄目だったけど、銃はいいんだ!?

まあ固そうな皮膚が開いたとこの中身を撃ってたから、それでかな。

他のクリーチャー達も家に向かってくるのが見える。

しかし弱点を発見した母は、余裕の表情を見せる・・・そんなエンド。

ドキドキハラハラもしたけど、設定がちょっとザルだったんで、もう少し頑張ってほしかったな。

★★☆☆☆