山寺での疲れを癒す、とてもいい温泉(郷)と宿。
そこまでほぼ一本道なので、ひたすら向かうのである。
道中の大正ろまん館。
お土産物とか、レストランが併設されていて、道の駅的なところかな。
移動中はほとんど車とすれ違わず、道間違えたか!?と思うほどだった。
銀山温泉は冬景色がとてもきれいな所で冬場も見物らしいけれど、雪道の運転に慣れていない人は冬場気を付けていかないと大変じゃないかと思う道でしたね。
到着。
ここまで来る手前に、ちょっとした小道が長めにあるのだけど、各旅館ごとに駐車場が決まっていて、今回予約した宿の案内係の人が原付で来て待ってくれていた。
そしてこっちの荷物を原付の荷台に載せ「先に宿でお待ちしております!」と先に運んでくれた。
今回こだわった宿は『能登屋旅館』
歴史的建造物の宿で、大正時代に作られた建物らしい。
(詳しくはHPを・・・。)
館内の一角。
趣ある造りがたくさんあった。
今回泊まる部屋は【春雨】という名前。
広かった・・・!持て余す!!
いや、偶然予約したときにはここしか空いて無くて、そこでもいいですと予約したんですよね。
だからちょっと残念な位置の部屋かと思ったら、大当たりやんけ。
温泉街中央を流れる川を見下ろせる川側だし。
夜の景色も良さそう。
夕飯まで時間あるし、風呂入るにも早かったんで、温泉街を散策することに。
外には足湯はもちろん、お土産屋、オシャレな居酒屋も何件かあった。
夜の温泉郷もなかなか楽しめるということで、冬以外の季節でもいいんですよ。
夜ももちろん出歩く予定。
温泉郷の奥に、散策コースがある。
銀山白銀公園っていうらしい。
ちょうどぐるっと一周回れるようで。
最後まで行ったる!と大はしゃぎ。(自分が)
ここの温泉郷は小川よりちょっと大きめな川が流れていて、川を真ん中に、両側に建物がある。
その川の上流に向かって歩いていくと、こうした橋があって、いきなりアウトドア感が増すのです。
穴があったね。
昔の鉱山の入口出口か。
封鎖されてるので奥までいけません。
鉱洞入口・・・。
途中にほんとに公園みたいな広場があり、池があり、鯉が泳いでおり。
入らなきゃ・・・!と思わせる鉱山跡入口。
どこまで見れるのか。
いいねー。
緑っぽくなってしまって・・・でも違います、実際優しい普通のオレンジっぽいライトです。
iphoneカメラだからこういう色合いになってしまうのかな。
説明もかいております。
結果、坑道はあっという間に抜けた。
ちょっと狭い一本道を50mないくらいで進んだだけかな。
見どころはそれくらい。
途中で像とか、ちょっとした滝とかあったけれど、後は山道散歩。
ただのぼったり下りたりするので、足腰弱い人はやめておいた方がいいですね。
クマよけの鈴を鳴らして歩いてるスタッフさんとすれ違ったのが違う意味で怖かったが、あとは木にリスが止まってたり、迷った他の観光客さんに道を聞かれたりしたけれど、まあなかなか楽しく。
他のみなさんも散策していました。
帰ってきて、夕食前に温泉タイム。
部屋に基本風呂(シャワー)はついていないので、大浴場か、予約制の家族風呂。
部屋のほうだけど、トイレは水洗できれいだし、洗面台もモダンな感じで、おしゃれでした。
そして夕食。
基本は部屋食らしいが、こんなに広いと思っていなかったので、個室をお願いしていたのだった。
しかし、こんなに持て余すくらい広いなら、部屋食でも良かったな・・・!
逆に個室って言ったのが大宴会場を仕切りか何かで分けて用意してくれたので、こっちのが広すぎて落ち着かんかった。
そこで個人的なハプニングが発生。
銀山公園でハッスルしすぎたワタクシ、疲労による食欲不振。
せっかくのご馳走を、ほとんど食べられなかった・・・。
美味しいのに、飲み込むことを胃が拒否する・・・。
口に入れた瞬間に吐き気がするという、初めての体験をしてしまいました。
しかし、夕食後。
それでも外にでる。
夜の温泉街!
ライトアップがきれいだった。
足湯につかってゆったりしようとおもったらめっちゃお湯熱くて笑った。
二次会的な感じで居酒屋みたいなお店入ったんで軽くアルコールをあおる。(液体は大丈夫らしい)
楽しかったな。
みんな、それぞれの旅館から浴衣そのままで、下駄履いて出歩いてるんですよ。
その一帯の雰囲気が、とてもよかったです。
そして爆睡。
朝を迎える。
おはよう露天風呂。
ここは顧客別に先着順で時間を予約して、露天風呂を利用できます。
その露天風呂っていうのが、宿で一番高い場所(階段100位登った先)にあるとか。
チェックイン時に利用するか聞かれます。
時間帯迷ってたら、宿の人から「朝の方が滝見えていいですよ」というので、朝イチにしたのだった。
綺麗なお風呂で、浴槽が1人ではもったいないくらいに広くて、木でできてるから暖かい感じ。
あ、木でできた露天は大浴場にもありますが。
窓は全開だったけど、湯船には虫なんて全く浮いて無く、気持ちよく浸かることができました。
しかし肝心の滝が見えるとかいう景色は、木々に邪魔されているのと、思ったより遠いので小さく見えるくらいで、イマイチでした。
でも入る価値ありだと思う。
そして朝食。
大宴会場みたいな広い畳の部屋で他のお客さんと一緒。
でもテーブルはお客さんごとにまとめて分けられているので、他人を気にしない距離感で食事できるよう配慮されてます。
座敷用の椅子だから、足がしびれることもない。
バイキング形式ではなくて決められた料理がすでにセッティングされている方式。
ご飯はおかわり自由だったかな。
これがまた多すぎず、少なすぎずな量でお上品な感じ。
昨日の疲れは残ってなかったので、美味しく食べられた。
ここの一室もモダンな感じです。
談話室みたいな所。
この部屋の奥にも大きそうな部屋があったけれど、団体客かお得意様かで予約されてて、立ち入れなかった。
そしてチェックアウト。
女将さん(かな?)のおばあさんをはじめ、宿のみなさん丁寧にお見送りしてくださる。
女将さんからスイカの飴を貰い、宿泊のお礼を言われ・・・。
接客がとても気持ちよかった!おもてなし最高!!
2日目の目的は、海鮮丼とおしんの山居倉庫。
まずは海鮮丼。