いつもの日常(主に食)

日記がわりの気ままな書き置き

RED

RED

RED=危険な年金生活

CIAの凄腕諜報員だったフランクは、引退後は孤独な年金生活を送っていた。

楽しみは年金課のサラに小切手が届いていないことを言い訳に公的電話で雑談すること。

サラも案外乗り気だったので脈ありである。

いつか会いたい、と思いを募らせたフランクだったが、実は自分の生活はすべて監視されていたようだ。

クリスマスを控えたある日にいきなり夜謎の武装集団に襲われる。

自分に関わったものすべてが危ない、たとえ電話で雑談してただけのサラでさえも。

そうしてフランクは半ば強引にサラを危険な旅に連れていく。

フランクはかつての同僚だったREDたちと接触を図る。

癌に侵され老人ホーム入所中の上司ジョー、武器スペシャリストの変人マーヴィン、ロシアマフィアっぽいイヴァン、かつての女スパイヴィクトリア・・・みんなおじいちゃんおばあちゃんだが感は鈍っていなかった。

フランクたちは謎のNY女性記者が殺された真相を探る。

現役CIAのクーパーは上司の命令に従い、フランクを追い回す。

コテンパンにされたりしながら、自分の行動は本当に正しいのか疑念をもつクーパー。

上司とフランクの間の板挟み状態、まるで中間管理職のようですね。

副大統領候補がかつてのアフガニスタンで大量虐殺をした情報を得たフランクたち。

その際に副大統領に協力した資産家を詰めることに成功した。

その代償として脱出のおとりになってくれたジョーの命は失われてしまった。

REDの中では一番若いフランク。

かつての部下に未来を託した上司と思えばいい上司だったに違いない。

ラストで実は生きてました~(二度目)くるかと思ったら無かったです。

副大統領の資金集めパーリ―に潜入したRED。

お上品なおばあさんヴィクトリアの禁断の恋の相手はなんとイヴァンだった。

どうせなら過去の回想シーンあってもよかったね。

この間にサラは逃走中にCIAにつかまってしまっていた。

フランクは副大統領と引き換えに交換する条件を提示。

見事に成功してさあ取引だ!と思ったら、実は副大統領は操り人形で真の黒幕はあの資産家でしたっていうオチ。

クーパーの上司も実は黒幕側だったのだった。

見損なったクーパーは最後にフランクに手を貸し、無事に資産家どもを倒してサラを取り返すことに成功。

最初は不信がってたサラも髪なんて関係なしにフランクにべたぼれして、よかったね!でした。

おじいちゃんたちが活躍するアクション映画ってなかなか見ないので面白かった。

元CIAの人達だけあって、無駄が無い動きでテンポよく見れました。

★★★★☆