1990年代に秘密裏で行われた実験により生まれた子供たち。
一方は生後のストレスホルモン操作で、一方は生前に遺伝子操作で、普通の人間とは異なる能力を持つ人類として生み出された。
特殊な能力と代償に、異常な細胞分裂の関係でか、人よりも寿命が短く、また、生殖機能もないという。
後天的な実験で生まれた子供たちは里親に引き取られ、普通の子供たちと同じように育てられる。
先天的に生み出された子供たちは、先天的な彼らよりも長く実験にかかわる事となり、途中で施設を脱走、自らの力で生き延びていた。(のちに『アゲハ』と名乗る殺人集団に)
これなー。
設定は好みなのに、ごちゃごちゃしていまいちだった。
終盤はほんとひどい。
気になった所多すぎるし。
色々伏線回収しようとしてうまくいかなかったんじゃないか。
それぞれの能力をまとめてみると
~ストレスホルモン組~
・スバル(主人公)・・・少し先の未来が見える
・リョウスケ(スバル弟)・・・見たものをデータとして頭の中に残せるすさまじい記憶力
・ワタル・・・怪力&無痛
・リュウジ・・・高速移動
・サヤ・・・超聴力
~遺伝子組~
・マナブ(アゲハのリーダー?)・・・体に致死率80%のウィルス内臓(死ぬと飛散)
・ソウ・・・高速移動(チーター)
・トカゲ男(名前忘れた)・・・体の硬化、トカゲ化
・モモ・・・口から針発射(ハリネズミ)
・アオイ・・・超音波で位置を特定できる(コウモリ)
・メデューサ女(名前忘れた)・・・目を合わせた者を固まらせる&キスで殺す(毒のある植物?)
遺伝子組はきっとスパイダーマンぽく動物と遺伝子掛け合わせてそうだから予想で入れてみた。
しっかしトカゲ男は他のとレベルかけ離れすぎてもはや別モノな気がするし、メデューサ女は毒持ちのキスで殺す女悪役をバットマンで似たようなので見た気がする既視感を抱きました。
ワタル可哀想すぎてうう・・・ってなったけどこういうバーサーカー状態になるのも健気で可愛いよ!
あと、自殺したヒロトという子もいたようだけど、もしかして生きてるんじゃないか?という期待を持たずにはいられなかった。
終盤の廃墟でサヤが「懐かしい鼓動~」みたいなこと言ってたのはなんだったんだ・・・。
ワタセが思いっきり黒幕なんだけどあっけないしもーもやもやしてばかりだった。
CGというか、邦画でぎりぎり許容できる範囲での超能力集団だったから、そこは変に気にせず見れたのが以外にもよかった。
もっと面白くすることができたはず!
あとゲス乙女の宣伝に作られたとしか思えないから2曲ほど挟むの止めてください台無しです。
★★☆☆☆