グリーン・ランタンってヒーローの名前かと思ってた。
選ばれし『意志(グリーン)の力』を持つ者達の集まった組織の総称みたいな感じでした。
3,600人(?)の、意志の力を持つ選ばれた者たちの中で最も優れた能力を持つのが、紫の宇宙人アビン・サー。
彼が昔封印していた元ガーディアンのパララックスの封印が解けてしまい、さあ大変ということらしい。
傷を負い瀕死の状態で地球へ逃れてきたアビン・サーは、意志の力を受け継ぐことのできるものを地球で探すことにした。
幼い時に飛行テストで命を亡くした父の跡を継ぎ、主人公ハルは幼馴染のキャロルと共に優秀なパイロット。
しかし高性能無人戦闘機との戦闘テスト中、ハルは危うく死にかける。
走馬灯のように、幼いころの、父の亡くなった事故の思い出が甦った。
恐怖はない、と心配する甥っ子に力強く宣言していた矢先、いきなり緑の光が体にドン。
グリーンランタンに選ばれたのでした。
戦い方が、ランタンの緑の光が”創造するモノ”を武器にするっていうのが面白かった。
創造力があるほど、意志の力が強い(恐怖がない)ほど強力になる。
ハルは恐怖なんてないって言っていたけれど、強制的にいきなりグリーン・ランタンに選ばれていきなり変な緑のスーツで宇宙に飛ばされていきなり異形の宇宙人と戦えって言われたらそりゃ怖いわな、と思うよ。
ハルとキャロルとの間にもう1人いたさえない幼馴染。
気の毒に思えてしまう犠牲者でしたね。
負け組勝ち組がはっきりとありすぎて胸が痛いよお・・・てなった。
しかし、展開に盛り上がりが欠けていて、正体を明かしたスーツ姿の主人公とヒロインの2人きりのシーンもスパイダーマンと比べるとイマイチだったのであんまりだった。
★★☆☆☆