第９地区 - いつもの日常（主に食）

★★☆☆☆

子供の頃見たハエ人間とかいう映画を思い出した。

人が徐々に変身してくのって個人的には一番嫌な描写だったりする・・・。

生々しい感じでね。

もともとヴィカスは宇宙人排斥派っていうか。

それで乱暴にエビを取り扱ってて、そこで油断して黒い液体を被ってしまったのがきっかけで感染。

それなのに、自分が感染したらエビ親子に助けを求めて、一緒に戦ってくれ、みたいな都合良いこというんだよね。

ちょっとこの主人公はイラっとする。

結局エビはなんで地球に来たのか、そしてあの学者エビは何者なのか。

エビについてもっと詳しく描いて欲しかった。

ヴィカスのエビへの変身過程の生々しさはすごかった・・・。

ラストを見る限り、ヴィカスは完全にエビ化したよね。

奥さんのことを想い続けて第９地区に住んでるんだと思う。

３年後に必ず戻るっていった学者エビが本当に戻ってくるのか、そしてヴィカスを人間に戻してくれるのか。

非常に続きが気になる終わり方でしたね。

見終わる頃にはエビが可愛く見えてきてました。